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愛犬闘病・介護体験記

 

ミミ Story 01  ミミちゃん/マルチーズ/15歳

 

ミミはシニアになっても、とっても元気な女の子でした。ちょっと足の調子は悪かったですが、筋力をつけるため、バランスボールも毎日頑張っていました。

 

術前検査で発覚した膵炎。

それに転機がやって来たのは2015年3月の事でした。お腹にできたしこり…乳腺腫瘍でした。腫瘍は幸い良性でしたが、その手術の術前検査で発覚した膵炎。それから脂分をすべて抜いた食事に切り替える事となりました。ササミを40分煮てお野菜と一緒に食べる食事。膵炎が治る事を願って毎日続けました。
ですが、この食事では膵炎の指標であるリパーゼの数値は多少は下がったものの完全に正常値に戻る事はありませんでした。それどころか徐々に体力は低下していきました。そして2016年1月、15歳のお誕生日を過ぎた頃からガクっと体力が衰え、歩いていても転ぶ、またご飯の間も立っていられず、介護が必要な状態となってしまいました。

 

これではまずいと思い、食事を見直す事にしました。色々調べました。そして膵炎の療法食とされている消化器サポートでも気にしていた脂肪分は5%は入っているんだという事に気づき、そこまでは摂って構わないんだと思うようになりました。そして高たんぱく低脂肪と言われている鹿肉・カンガルー肉、そして無脂肪のヤギミルク。それから膵炎でも摂る事のできるクリルオイルを与えるようになり、膵炎は完治させてあげる事ができました。

 

だけど、遅すぎたんです。
食事の改善で少しは体力が戻ったものの失ってしまった筋肉は戻る事がなかったんです。

年齢の事もあったと思いますが もう少し早く何とかしてあげられたら…という思いがぬぐい切れません。そして、トイレ、食事、すべてにおいて介助が必要となり、ゴールデンウィークの頃から寝たきりの生活となりました。後ろ足は完全にきかなくなりましたが前足はまだ動かす事ができたので、車椅子を作ってあげました。車椅子に慣れ、涼しくなったらこれでお散歩に行く事を夢見て…寝たきりとはいえ 寝てばかりでは毎日つまらないだろうと思い、気分転換のお出かけにも積極的に連れて行きました。

ミミ

 

ご飯は少量ずつ1日4回。

膵炎が完治して以来、内臓では悪いところはありませんでしたが、食べても食べても痩せてしまうのが悩みでした。そんなミミがご飯を食べる事も大変になって来ました。関節炎が悪化したのかご飯の体勢を取らせる事も困難になったため、シリンジを使ってご飯を食べるようになりました。ですが、徐々に舌の送りも悪くなり、口の中にご飯が溜まったままになってしまうように。でも、ヤギミルクだけは飲んでくれたので、それをヤギミルクで流し込むような食事。しかし、たくさんあげ過ぎると吐いてしまう事もありました。ご飯は少量ずつ1日4回食べさせていました。食後は30分くらいそのまま動かさずに静かに…動くと吐いてしまうからです。吐かずに30分が過ぎれば今日もご飯が食べられて良かったって思う日々でした。

 

ミミ

 

最後まで自分の足で歩くということの大切さ。

そしてその生活は突然終わりを告げました。8月17日の事でした。自分で歩く事の大切さをしみじみ感じました。寝たきりの生活になって以来、一気に体の機能が衰えてしまった気がします。食べても栄養にならず、食べる力もなくなり…あんなに食いしん坊だったミミが…

 

ミミが教えてくれました。それを今いる弟犬のロッキーにつないで行こうと思います。そしてすべてのワンちゃんにつないでいけたらと思います。

 

(2017.1 VOL.34掲載)

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